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「どこか行きタイワン!」「じゃあ行っチャイナ♪」②

2016年06月27日 近江八幡店STAFF

前編からのつづきです。
1日目から長文になり過ぎたのでここから駆け足でいきます。(笑)

朝起きて、地下鉄で台北駅へ。昨日乗った在来線(台鉄)の真横に台湾高速鉄道(高鉄)の台北駅があります。
今日はここからひたすら台湾を南へ向かいます。

thsr-pass高鉄のチケットは日本であらかじめネット予約をして料金も支払済み。駅で予約確認書とパスポートを見せてチケットを受取ります。
途中で一旦下車するので2区間分。私の乗った朝9時ちょうど発の列車は、既に満席でした。予約をしていて大正解。

thsr-700高鉄は言わば「台湾版新幹線」。日本が海外へ初めて輸出した新幹線で、車両も東海道・山陽新幹線で走っている700系そっくりです。
駅構内のセ○ンイレ○ンでサンドイッチとコーヒーを買って車内で朝ごはん。グングンとスピードを上げて快適に南へ進みます。

sunmoonlake-bus台北から1時間ちょっとで着いたのは「台中駅」。台中はその名の通り台湾中部の都市ですが、ここは素通りしてバスである観光地へ向かいます。

sunmoonlake

 

 

バスに揺られること1時間半、天気はあいにくの曇り空ですが台湾最大の湖「日月潭」(にちげつたん/リーユエタン)に到着。多くの観光客はここで湖上遊覧を楽しむのが定番で、対岸にはロープウェーもあって湖全景を楽しむ事も出来ますが、この日のうちに台湾を出国する私はのんびりも出来ず、湖岸をちょっと散策。
それにしても、曇天だというのに蒸し暑さは台北以上!湖岸の果物屋にアイスキャンデーの看板を見つけて思わず買っちゃいました。

fruitshop南国らしく日本では見慣れないフルーツが並ぶ古びたお店、おばあさん手作りのアイスを食べてみると「堅ぁ~~~っ!」
歯が折れそうなぐらいカチカチに凍ってます!でもその理由はすぐに判明・・・暑さですぐに溶けるのです、納得。
日本ではあまり馴染みのないパッションフルーツの味を食べてみましたが、いやぁとにかく美味しかったです!

バスターミナルへ戻ると、あやしかった雲行きがとうとう・・・けっこう強い雨が降ってきました。
でもこの時、台北はもっとすごい大雨が降っていたらしく、後で知ったのですが桃園国際空港が浸水のために数時間閉鎖されていたそうです。
もしこの日、台北から出発する予定を組んでいたら完全にアウトでした。

バスで台中に戻り、再び高鉄でさらに南へ。わずか45分で高鉄の終点「左営(ズゥオイン)駅」に到着です。
左営は台湾南部の高雄市内にある駅。高鉄はまだここまでしか開通しておらず、街の中心地にある「高雄駅」へは台鉄か地下鉄に乗換える必要があります。

高雄(たかお/カオシュン)は台湾第二の大都市で、いまや人口は台北よりも多いそうです。観光地というよりもどちらかというと商工業で栄えた街なのですが、左営からほど近い場所に高雄を代表する名所があるらしく、さっそく行ってみる事に。。

pond-towerタクシーに乗って5~6分、「蓮池潭」(リエンツータン)に着きました。蓮が生息しているこの大きな池は高雄市民の憩いの場でもありますが、池の上に高雄のシンボルとも言える、「龍虎塔」が建っています。二つある塔は下の入口がそれぞれ「龍」と「虎」の口になっていて中でつながっています。
「龍の口から入り虎の口から出る」事によって、今日までの悪行がすべて帳消しになるのだそう。ハイ、その通りに早速入ってみました。
果たしてこれで善人になれたでしょうか?(笑)

夜の高雄市内ですkhh-city

夜になり、次の国へ向かうべく地下鉄に乗って「高雄国際空港」へ。桃園空港と比べると小さな空港ですが、関空や成田からも直行便が就航しています。
持っていた台湾元をすべて次の国の通貨へ両替し、1泊2日の滞在を終えて台湾を後にしました。。

~つづく~

「どこか行きタイワン!」「じゃあ行っチャイナ♪」①

2016年06月15日 近江八幡店STAFF

「そろそろどっか行きたいなぁ・・・」
出かけたがりの私の発作がまた始まったのは、まだまだ肌寒い3月の終わり。
どうせ行くなら暖かい場所へ・・・と思うのはその頃なら必然の事でしたが、出発する6月の気候を、その時はたぶん忘れていたのでしょう。

「いやぁ暑かった・・・けど楽しかった!」

そんな勝手きままな一人旅のレポートに少しばかりお付き合い下さいませ。

6月某日。関空からキャセイパシフィック航空で3時間、私が降り立ったのは台湾・桃園国際空港。
今回は2か国周遊の旅にしたのですが、まずは私にとっておよそ15年ぶりの台湾訪問です♪
機内から一歩外へ足を踏み出した途端、じめっとした蒸し暑さが私を襲います。

のどが渇いたので空港ロビー内にあるWi-Fiのつながるカフェでアイスコーヒーを注文。
初日の行程はある程度決めていましたが、時間や料金を再度確認するためにPCを開いて念入りにチェック。そして私のお気楽道中が始まります。

まずはバスで台北の中心地、台北車站(車站とは駅の意味)へ。さすがは大都会、平日の昼間でも人が多いです。
tpe-locker荷物を預けたくてコインロッカーを探してみると、地下鉄の駅構内にありました。使い方は日本のそれとはちょっと違い、お金を入れて扉をバタンと閉めると自動的にロックされ、レシートが出てきます。つまりキーが無いのです。開ける時はレシートに記載されている暗証番号を入力すればOK。よく出来ていますね。使い方は中国語(台湾の公用語は北京語)と英語でしか書かれていませんでしたが、初めて使う私でも簡単でした。

身軽になったところでここからは列車で移動。台北の町を離れるにつれ、車窓にはどんどんのどかな風景が広がります。
ruifang約50分で瑞芳(ずいほう/ルイファン)駅に到着。ここはある観光地への玄関でもあるので、駅前ではタクシーの猛烈な客引きに行く手を阻まれそうになりますが、気にせず少し離れたバス停へ向かいます。そして急カーブの続く山道を進むこと約25分、着いた場所はすっかりおなじみ(かな?)九份です。

kyufun久々の台湾ですが九份(きゅうふん/ジォウフェン)に来るのは初めてです。なので結構楽しめたのですが、以前他のスタッフが記事にしているのでこの場では割愛します(笑)。手抜きじゃありませんよ!

<参考記事:2016年3月28日投稿「♪台湾へ行ってきました♪」>

この日の天気は曇りだったのですが、それでも高温多湿な空気が容赦なく私を襲い、あの石段を昇り降りするとTシャツはもう汗だくでした。たまらず冷房がガンガン効いたお店へ避難。
kyufun-meal注文したビールが「うまいっ!!!」
思わず日本語で叫んでしまい、オバちゃんが笑ってました。
おつまみ代わりに頼んだ蒸し餃子と空芯菜の炒め物がおいしかった!結局これが早めの夕飯となり、調子に乗ってビールをお代わりしてしまいました。

そして再び台北に向かうべくバス停に戻ると、またもやタクシーの客引き攻勢に遭い、ここは「NO!NO!」とはっきり意志表示を。ところがバスの時刻表を見てみると・・・なんと終バスが5分前に出ちゃってます!「うーん2本目のビールが余計だったかぁ。」なんて後悔しながらさっきのタクシーのおっちゃんを見ると、ニターッと笑いながらこっちを見てます(爆)。
非常にバツが悪かったのですが、仕方がないので「るいふぁん すてーしょん ぷりーず・・・」
いざ乗ると結構スピードを出して走ってたので、駅までは10分少しで着きました。料金は250元(約1000円)。確かに日本よりは安いし早くて便利なのですが、バスだとたったの15元(約60円)なんですよ!初日から反省です。。

台北に戻って荷物を出し、地下鉄で一駅の「西門駅」へ。
ximen-nightview西門(さいもん/シーメン)は若者が集まる、日本で例えると渋谷や原宿のような街。夜遅くまで人通りが絶えませんでした。
一旦ホテルにチェックインして、それからまた夜の町をぶらぶら散策、小洒落たオープンバーでお酒を飲んだりしながら、夜の町を楽しんでました。

ホテルへ戻ってシャワーで汗を流してのんびりしていたら、いつの間にか夜中の1時。そろそろ寝ようかとも思ったのですが、九份での食事が早かった事もあって、なんとなく小腹がすいてきました。
ふと「牛肉麺」が食べたくなってネットで調べると、ホテルのすぐ近くに24時間営業のお店があるのを発見。
「よし行こう!」

nyu-ro-men「牛肉麺」(ニュウローメン)は言わば台湾のB級グルメ。ラーメンより太くうどんよりちょっと細い、そんな感じの麺と甘辛く煮た牛肉が入った汁そばです。お世辞にもキレイとは言えないお店は、平日の深夜だというのに超満員!若い人でいっぱいでした。
寝る前なので小さいサイズをつるっと食べて十分満足。ホテルに戻ってぐっすり休み、旅の初日を終えたのでした。

~つづく~

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