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「どこか行きタイワン!」「じゃあ行っチャイナ♪」②

前編からのつづきです。
1日目から長文になり過ぎたのでここから駆け足でいきます。(笑)


朝起きて、地下鉄で台北駅へ。昨日乗った在来線(台鉄)の真横に台湾高速鉄道(高鉄)の台北駅があります。
今日はここからひたすら台湾を南へ向かいます。

thsr-pass高鉄のチケットは日本であらかじめネット予約をして料金も支払済み。駅で予約確認書とパスポートを見せてチケットを受取ります。
途中で一旦下車するので2区間分。私の乗った朝9時ちょうど発の列車は、既に満席でした。予約をしていて大正解。

thsr-700高鉄は言わば「台湾版新幹線」。日本が海外へ初めて輸出した新幹線で、車両も東海道・山陽新幹線で走っている700系そっくりです。
駅構内のセ○ンイレ○ンでサンドイッチとコーヒーを買って車内で朝ごはん。グングンとスピードを上げて快適に南へ進みます。

sunmoonlake-bus台北から1時間ちょっとで着いたのは「台中駅」。台中はその名の通り台湾中部の都市ですが、ここは素通りしてバスである観光地へ向かいます。

sunmoonlake

 

 

バスに揺られること1時間半、天気はあいにくの曇り空ですが台湾最大の湖「日月潭」(にちげつたん/リーユエタン)に到着。多くの観光客はここで湖上遊覧を楽しむのが定番で、対岸にはロープウェーもあって湖全景を楽しむ事も出来ますが、この日のうちに台湾を出国する私はのんびりも出来ず、湖岸をちょっと散策。
それにしても、曇天だというのに蒸し暑さは台北以上!湖岸の果物屋にアイスキャンデーの看板を見つけて思わず買っちゃいました。

fruitshop南国らしく日本では見慣れないフルーツが並ぶ古びたお店、おばあさん手作りのアイスを食べてみると「堅ぁ~~~っ!」
歯が折れそうなぐらいカチカチに凍ってます!でもその理由はすぐに判明・・・暑さですぐに溶けるのです、納得。
日本ではあまり馴染みのないパッションフルーツの味を食べてみましたが、いやぁとにかく美味しかったです!

バスターミナルへ戻ると、あやしかった雲行きがとうとう・・・けっこう強い雨が降ってきました。
でもこの時、台北はもっとすごい大雨が降っていたらしく、後で知ったのですが桃園国際空港が浸水のために数時間閉鎖されていたそうです。
もしこの日、台北から出発する予定を組んでいたら完全にアウトでした。

バスで台中に戻り、再び高鉄でさらに南へ。わずか45分で高鉄の終点「左営(ズゥオイン)駅」に到着です。
左営は台湾南部の高雄市内にある駅。高鉄はまだここまでしか開通しておらず、街の中心地にある「高雄駅」へは台鉄か地下鉄に乗換える必要があります。

高雄(たかお/カオシュン)は台湾第二の大都市で、いまや人口は台北よりも多いそうです。観光地というよりもどちらかというと商工業で栄えた街なのですが、左営からほど近い場所に高雄を代表する名所があるらしく、さっそく行ってみる事に。。

pond-towerタクシーに乗って5~6分、「蓮池潭」(リエンツータン)に着きました。蓮が生息しているこの大きな池は高雄市民の憩いの場でもありますが、池の上に高雄のシンボルとも言える、「龍虎塔」が建っています。二つある塔は下の入口がそれぞれ「龍」と「虎」の口になっていて中でつながっています。
「龍の口から入り虎の口から出る」事によって、今日までの悪行がすべて帳消しになるのだそう。ハイ、その通りに早速入ってみました。
果たしてこれで善人になれたでしょうか?(笑)

夜の高雄市内ですkhh-city

夜になり、次の国へ向かうべく地下鉄に乗って「高雄国際空港」へ。桃園空港と比べると小さな空港ですが、関空や成田からも直行便が就航しています。
持っていた台湾元をすべて次の国の通貨へ両替し、1泊2日の滞在を終えて台湾を後にしました。。

~つづく~

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