オーストラリアツアー比較ガイド
日数とテーマで、会社をまたいで比べる
オーストラリアのツアーを、添乗員付きの旅行会社6社から集め、日数別・テーマ別に整理しました。シドニー、ケアンズ、ウルル(エアーズロック)、パース、メルボルン、タスマニア。広い国なので、どこに何泊するかで旅の中身が大きく変わります。2026年9月30日に各社の公式サイトで確認した代金です。
オーストラリアは、日本との時差が1〜2時間と小さく、南半球にあるので日本の冬(12〜2月)が現地の夏です。各社のツアーも2026年11月〜2027年3月の出発に集中しています。ツアーの型は、日数でおおよそ決まります。4〜5日間は1都市の滞在型、6日間は3都市周遊や「ウルル+1都市」、7〜8日間はケアンズ・ウルル・シドニーを回る大周遊、9日間以上はタスマニアや大陸横断鉄道です。
オーストラリアのツアー選びで大事なのは、添乗員が付くかどうかと燃油サーチャージの扱いの2つです。JTB旅物語の4〜6日間は多くが「添乗員同行なし 現地係員がご案内します」で、阪急交通社にも添乗員が付かないコースがあります。燃油サーチャージは航空会社で分かれ、カンタス航空・ジェットスター航空・ニューギニア航空は「不要」、ANA・キャセイパシフィック航空・チャイナエアラインは「別」が多く、シンガポール航空とベトナム航空には「込み」のコースがあります。このガイドと日数別のページでは、添乗員の有無と燃油の扱いを、すべてのツアーの表に書きました。代金はすべて2026年9月30日に確認した表示(大人1名、2名1室)で、出発日によって変わります。
日数別の早見表
| 日数 | 表示代金の幅(2026年9月30日確認) | 主な型 | ページ |
|---|---|---|---|
| 4〜5日間 | 19.9万〜120万円 | シドニー・ケアンズ・パースに2〜3連泊、東海岸2〜3都市、メルボルン、タスマニア | 4〜5日間 |
| 6日間 | 29.98万〜145.9万円 | ブリスベン・ゴールドコースト・シドニーの3都市周遊、ケアンズ+シドニー、ウルル+1都市、パース4連泊、メルボルン連泊 | 6日間 |
| 7〜8日間 | 41.9万〜338万円 | ケアンズ・ウルル・シドニーの大周遊、パース5連泊、タスマニア、グレートオーシャンロード、寝台列車 | 7〜8日間 |
| 9日間以上(飛行機のツアー) | 82.8万〜287万円 | タスマニア周遊、メルボルンとパース、大陸横断鉄道 | 9日間以上 |
| クルーズ | 34.9万円〜 | メルボルン・タスマニアクルーズ、オーストラリアとニュージーランドを1度に回るクルーズ | オセアニアのクルーズ |
オーストラリアの旅の「軸」を知る|6つのエリア
オーストラリアは日本の約20倍の広さがあり、都市と都市の間は国内線で移動します。ツアーは、次の6つのエリアの組み合わせでできています。
シドニーとブルーマウンテンズ
オペラハウスとハーバーブリッジの港町シドニーは、ほとんどのツアーが立ち寄る玄関口です。郊外のブルーマウンテンズ国立公園では、奇岩スリーシスターズを眺め、トロッコ列車やロープウェイに乗るコースが多くあります。羽田からはカンタス航空の直行便があります。
ゴールドコーストとブリスベン
白い砂浜が続くゴールドコーストは、3都市周遊の6日間で2連泊することが多い街。近くのスプリングブルック国立公園(世界遺産)で亜熱帯雨林を歩き、野生動物パークでコアラと記念撮影をするコースもあります。
ケアンズとグレートバリアリーフ
ケアンズは、世界遺産のグレートバリアリーフへの入口です。グリーン島やフィッツロイ島へ船で渡り、熱帯雨林の村キュランダを訪ねるのが定番。ジェットスター航空の直行便があり、燃油不要のコースが多いエリアです。
ウルル(エアーズロック)
大陸の真ん中にある一枚岩ウルルは、朝日と夕景で色が変わる姿を見るのが目的です。シドニーまたはケアンズから国内線で入り、1泊か2泊します。2連泊するのは阪急交通社「決定版オーストラリア8日間」です。
パースと西オーストラリア
パースはオーストラリアの西の端の街。ANAの成田〜パース直行便を使うツアーが多く、4〜5連泊してピナクルズ(奇岩の砂漠)、ロットネスト島(クオッカ)、ウェーブロックなどへ出かけます。時差は日本より1時間遅いだけです。
メルボルンとタスマニア
メルボルンは、フィリップ島のペンギンやグレートオーシャンロードへの基地になる街。その南の島タスマニアでは、クレイドルマウンテンやフレシネ国立公園を歩き、ホバートやポートアーサーで歴史をたどります。
会社別のラインナップ
JTB旅物語|4日間から8日間まで本数が多い。4〜6日間は添乗員なしのコースが中心
JTB旅物語のオーストラリアは、2026年9月30日の確認で52件(座席クラス違いを含む)。4〜6日間の滞在型・2都市型が中心で、多くは「添乗員同行なし 現地係員がご案内します」です。添乗員が同行するのは、関空発の「シドニー・ゴールドコースト・ブリスベン5日間」「彩りの西オーストラリア・パース5日間」「乗ってわくわく!ケアンズ・シドニー6日間」「赤い大地ウルルとメルボルン・シドニーを巡る7日間」、成田発の「遥かなるオーストラリア大周遊8日間」など。羽田発の「ときめき!シドニー5日間」(199,000円〜)がオーストラリアのツアーでいちばん安い表示代金です。編集長が2025年2月に参加したのも、JTB旅物語の大周遊8日間でした。
阪急交通社|本数最多。関東・関西・東海・九州とフレンドツアー、クリスタルハート
阪急交通社は、関東・関西・東海・九州の4地区と「フレンドツアー」から、5日間のケアンズやパースから、ウルルに2連泊する「決定版オーストラリア8日間」、タスマニア7日間、グレートオーシャンロード8日間、上位ブランド「クリスタルハート」の「神秘のエアーズロックと美しきシドニー7日間」、大陸横断鉄道11日間まで、いちばん多くの型をそろえています。燃油不要・添乗員同行の「はじめてのオーストラリア6日間」(成田、449,800円〜)が定番です。一方で「行っ得パース」「GO!GO!ケアンズ」「わくわくケアンズ・わくわくパース」などの短いコースは、添乗員が付かず現地係員が案内します。
HIS|添乗員同行の「Impresso」。カンタス航空・ジェットスター航空で燃油不要が中心
HISは、添乗員同行のツアー(コード TI-)が、5日間のシドニー、6日間の3都市周遊・ケアンズとエアーズロック・パース、7日間のケアンズとシドニー、8日間の大周遊とそろいます。すべて添乗員が全行程同行し、ANA直行便のパースを除いて燃油サーチャージがかかりません。
クラブツーリズム|羽田発の大周遊8日間、パース連泊、18名限定のタスマニア
クラブツーリズムは、羽田〜シドニーのカンタス航空直行便で行く「見所ぎゅっと凝縮 オーストラリア決定版8日間」(748,000円〜)、ANA直行便でパースに4〜5連泊する「とっておきのパース」6日間・7日間、18名限定の「まるごとタスマニア周遊 9日間」、関西発の寝台列車の旅「悠久のオーストラリア東海岸4都市8日間」が主力です。成田発の「わくわくケアンズ5日間」は添乗員が付かず、現地の日本語ガイドが同行します。
読売旅行|全国30の空港から出る3都市巡り6日間
読売旅行のオーストラリアは、ブリスベン・ゴールドコースト・シドニーを回る「決定版!南半球の楽園オーストラリア東海岸!4つの世界遺産と3都市巡り」(6日間、成田449,000円〜)と、羽田発の「オーストラリア東海岸ハイライト 5つの世界遺産と3都市巡り」(6日間、469,000円〜)の2コース。どちらも添乗員同行・燃油不要のカンタス航空利用で、出発は2027年4〜7月。前者は新千歳から那覇まで全国29の空港からの設定があります。
JTBロイヤルロード銀座|最少4〜8名の少人数。パース5連泊、メルボルン、タスマニア
ロイヤルロード銀座のオーストラリアは5本。「ザ・リッツ・カールトン・パース」に5連泊する7日間、メルボルンとブルーマウンテンズに連泊する8日間(いずれも「夢の休日」、ビジネスクラス)、パースとシンガポールを組む8日間、タスマニアの9日間2本(GRAND’EX、”知究”紀行)です。いずれも添乗員が同行します。オーストラリアには、添乗員が同行しない個人型(エグゼクティブ旅行)は見つかりませんでした。
日本旅行|添乗員同行のオーストラリアのコースは確認できませんでした
日本旅行の添乗員同行ツアーの入口(ヨーロッパ・中近東アフリカ向け)からは、オーストラリアのコースを確認できませんでした。オーストラリアのページに並ぶのは、航空券とホテルを組み合わせるプランです。
テーマで選ぶ
ウルル(エアーズロック)へ行く
6日間で「ウルル+1都市」、8日間で「ケアンズ・ウルル・シドニー」が基本です。ウルルに2連泊するなら阪急交通社「決定版オーストラリア8日間」(成田、799,800円)。6日間ならHIS「●添乗員同行●ケアンズとエアーズロック6日間」(549,800円〜)、クラブツーリズム「エアーズロック・シドニー6日間」(羽田、538,000円〜)、阪急交通社「4つの世界遺産を巡る 感動のエアーズロック・シドニー 6日間」(羽田、599,800円〜)。
グレートバリアリーフ(ケアンズ)
ケアンズに3連泊するなら、添乗員同行の阪急交通社「とっておきケアンズ5日間」(成田、399,800円)か、燃油不要で添乗員なしのJTB旅物語「常夏の楽園 ケアンズ 5日間」(関空、259,800円〜)。シドニーと組むならHIS「●添乗員同行●ケアンズとシドニー7日間」(ケアンズ3連泊・シドニー2連泊、459,800円〜)。
パースと西オーストラリア
添乗員付きでパースに4連泊するHIS「西オーストラリアパース6日間」(成田、299,800円〜)とクラブツーリズム「とっておきのパース6日間」(349,000円〜)。最上級は
ロイヤルロード銀座「ザ・リッツ・カールトン・パース」に5連泊(2,880,000円〜)。
メルボルンとグレートオーシャンロード
メルボルンに4連泊するJTB旅物語「とっておき!メルボルン6日間」(成田、349,800円〜、添乗員なし)、フィリップ島のペンギンを見る阪急交通社「レトロなメルボルンとフィリップ島5日間」(成田、449,800円〜)。グレートオーシャンロードへ行くのは、関空発の阪急交通社「絶景のグレートオーシャンロードへ!オーストラリア3都市周遊8日間」(669,800円〜)です。
タスマニア
5日間(阪急 関西発「はじめてのタスマニア」)から9日間まであります。島を2連泊ずつで回るならクラブツーリズム「まるごとタスマニア周遊 9日間」(羽田、998,000円〜、18名限定)、7日間なら阪急交通社「2つのハイキングと2つの世界遺産を楽しむ タスマニア7日間」(関東・関西・東海・福岡発)。
鉄道の旅
大陸横断鉄道「インディアン・パシフィック」でパースからシドニーへ渡る阪急 クリスタルハート「西オーストラリア パースからシドニーへ大陸横断の旅11日間」(関空、2027年9月14日発、1,880,000円)と、寝台列車「スピリット・オブ・クイーンズランド」で東海岸を北上するクラブツーリズム「悠久のオーストラリア東海岸4都市8日間」(関西、548,000円〜)。
おひとり参加限定
阪急交通社の「【おひとり様参加限定】はじめてのオーストラリア6日間」が成田発(499,800円、2027年2月22日発)と名古屋発(529,800円)にあります。
地方の空港から
読売旅行の3都市巡り6日間は、新千歳・旭川・函館から那覇まで全国29の空港から設定があります(479,000〜589,000円)。阪急交通社は名古屋・関西・福岡発、JTB旅物語は新千歳(4日間のシドニー)・中部・関空・福岡発のコースがあります。
オーストラリアツアーを選ぶ前に知っておきたいこと
オーストラリアのツアーには、添乗員が同行しない(現地係員や現地の日本語ガイドが案内する)ものが多く含まれます。JTB旅物語は、添乗員付きのツアーの一覧に載っているコースでも、本文に「添乗員同行なし 現地係員がご案内します」とあるものが多数あります。このサイトの表では、すべてのツアーで添乗員の有無を書き、添乗員なしのものは「添乗員なし(現地係員が案内)」としました。
2026年9月30日の確認では、カンタス航空・ジェットスター航空・ニューギニア航空を使うコースは燃油不要、ANA・キャセイパシフィック航空・チャイナエアライン・中国東方航空・マレーシア航空は別(目安 約3.8万〜13万円)が多く、シンガポール航空とベトナム航空には「込み」のコースがありました。表示代金が安くても燃油が別だと、総額で逆転することがあります。
- 季節:南半球なので、日本の冬(12〜2月)が現地の夏。各社の出発も2026年11月〜2027年3月に多く、読売旅行だけは2027年4〜7月の設定です
- 時差:シドニー・ケアンズ・ブリスベンは日本より1時間早い(シドニーは夏時間の期間は2時間)。パースは1時間遅い
- 移動:都市間は国内線。日数の短いツアーほど、1都市に連泊する型になります
- 入国の手続き:オーストラリアへの入国には電子渡航許可(ETA)が必要です。最新の条件はオーストラリア政府の公式情報でご確認ください
編集長の参加記|JTB旅物語で行ったオーストラリア大周遊8日間
2025年2月、編集長はJTB旅物語のツアーで、ケアンズ、ゴールドコースト、ウルル(エアーズロック)、シドニーを8日間かけて大周遊しました。旅程はゆったりで移動が楽、ホテルのグレードが高く、朝・昼・晩で色を変えるウルルを何度も眺められた、「最高のチョイスだった」と胸を張って言える旅です。参加記は7〜8日間のページに載せています。
日数別のページ
オーストラリア4〜5日間
シドニー・ケアンズ・パースの滞在型。199,000円〜
くわしく読む ›日数別オーストラリア6日間
3都市周遊、ウルル+1都市、パース4連泊。299,800円〜
くわしく読む ›日数別オーストラリア7〜8日間
ケアンズ・ウルル・シドニーの大周遊と編集長の参加記。419,000円〜
くわしく読む ›日数別オーストラリア9日間以上
タスマニア周遊、メルボルンとパース、大陸横断鉄道。998,000円〜
くわしく読む ›クルーズオセアニアのクルーズ
メルボルン・タスマニア、オーストラリアとニュージーランドを1度に
くわしく読む ›よくある質問
Qオーストラリアのツアーは何日間がいいですか?
見たいものの数で決まります。1都市に絞るなら4〜5日間、3都市周遊やウルル+1都市なら6日間、ケアンズ・ウルル・シドニーの3か所なら8日間、タスマニアをじっくりなら9日間が目安です。
Qいつ行くのがいいですか?
各社の設定は、現地の夏にあたる2026年11月〜2027年3月に集中しています。ケアンズは一年じゅう暖かく、シドニー・メルボルン・パースは日本の春・秋にあたる時期も過ごしやすいとされます。
Qいちばん安いツアーは?
2026年9月30日の確認では、JTB旅物語「ときめき!シドニー5日間」(羽田、199,000円〜)です。燃油サーチャージは別(目安11万〜13万円)で、添乗員は付きません。
Q添乗員が付くツアーを選ぶには?
HIS・読売旅行の全コースと、クラブツーリズム・ロイヤルロード銀座の多くのコース、阪急交通社の多くのコースは添乗員が同行します。JTB旅物語は、関空発の一部と成田発の大周遊8日間などに限られます。日数別のページの表で「添乗員同行」と書いたコースから選んでください。
Qオーストラリアとニュージーランドを1度に回れますか?
クルーズなら回れます。2026年10月1日の確認では、阪急交通社(16〜19日間、31日間)、HIS(13日間)、クラブツーリズム(17日間)、読売旅行の飛鳥Ⅱ(43日間)のクルーズが両国を回ります。飛行機で回るツアーは、クラブツーリズムの関西発「南半球絶景周遊8日間」(698,000円〜)が1本あります。オセアニアのクルーズのページにまとめています。
ほかの方面も比べる
会社ごとの特徴を知る
- JTB旅物語ガイド|編集長の参加記、「遥かなるオーストラリア大周遊8日間」
- 阪急交通社ガイド|トラピックス、クリスタルハート、フレンドツアー
- HISガイド|添乗員同行の「Impresso」
- クラブツーリズム 海外旅行ガイド|オーストラリア決定版8日間、パース、タスマニア
- 読売旅行ガイド|全国30の空港から出る3都市巡り
